2013年 東北シンポジウム実施報告
実施報告
- 主催
- 一般社団法人全国心理業連合会
- 後援
- 経済産業省、岩手県、宮城県、釜石市、仙台市、仙台市教育委員会
- 協力
- 全国カウンセリング団体協議会、一般社団法人日本メンタルトレーナー協会
- 日時および場所
- 宮城県仙台市 2013年10月29日(火)13:00~17:00
TKPガーデンシティ仙台勾当台 - 岩手県釜石市 2013年10月30日(水)13:00~17:00
釜石市青葉ビル - 参加資格および対象者
-
- 一般来場者の方、企業・教育関係者
- 全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラーおよび認定教育機関 受講者
- 産業カウンセラー、メンタルケア学術学会会員
- 入場費・参加費
- 無料
- 最終参加・入場者
- 宮城県仙台市 86名
岩手県釜石市 71名
1日目 宮城県仙台市 実施報告
代表理事による基調講演
お互いの良いところを伝えあう承認のワーク
「カウンセリング業界の“今”を知り、自分でできる“心のケア”とスキルを知る」
代表理事 浮世満理子より、予防をふまえた心のケアの必要性をお伝えしました。
その後、自分でできる心のケアについての講演をさせていただき、参加者同士でお互いの良いところを伝え合い、会場があたたかな空気に包まれました。
パネルディスカッション
テーマ ~カウンセリングでこころにチカラを~
敬愛カウンセラー学院仙台校 代表 長岡直樹氏、ベガルタ仙台アンバサダー サッカー解説者 平瀬智行氏にご登壇頂きました。
スポーツ、経営、家族など、各分野におけるカウンセリングの必要性が、パネリストの方々より伝えられました。
平瀬氏からは「敷居を高く感じずに、気軽に受けてほしい。とてもすっきりしていいものです」とカウンセリングで問題解決した経験を語ってくださいました。
2日目 岩手県釜石市 実施報告
「カウンセリング業界の“今”を知り、自分でできる“心のケア”とスキルを知る」
代表理事 浮世満理子より、阪神大震災で自身が経験したPTSDと、もしそのような症状が出ている場合に自分でできるケアについてお伝えしました。参加者同士でお互いの良いところを伝え合うことで会場が笑顔とあたたかな空気に包まれました。
井村久美子氏・浮世満理子トークライブ
テーマ ~明日から使える「話を聴くプロ」のスキル~
一般社団法人日本メンタルトレーナー協会 理事 北京五輪女子走り幅跳び日本代表 井村久美子氏は、津波の被害にあった個所を訪れ、現地で被害にあわれた皆様に深く手を合わせ、ご冥福をお祈りしてから、会場入りされました。東北出身であることを、方言を披露されながら話され、メンタルトレーニングを受けたことによりカウンセリングに対して持っていたイメージが変わったことや、お父様の教育についてのエピソードから、子どもの感性を豊かに育てたり、自立に向けたかかわりの大切さについてふれられました。
パネルディスカッション
テーマ ~カウンセリングでこころにチカラを~
釜石市副市長 若崎正光氏、釜石市保健福祉部付地域医療担当部長 高橋昌克氏、ベガルタ仙台アンバサダー サッカー解説者 平瀬智行氏にご登壇いただきました。
若崎副市長、高橋氏からは釜石市での心のケアの取り組み、全心連の活動実績について、ご自分の体験をまじえながらお話しくださいました。平瀬氏や別府氏からも、被災後の取り組みのご紹介がありました。平瀬氏からは、釜石でできることがあれば、今後も積極的に活動されたいという話をいただきました。シンポジウムの最後には経済産業大臣からのメッセージが代読されました。経済産業省としても、まず取り組むべき課題は、被災地の1日も早い復興であり、景気回復の兆しを、復興の加速へつなげていかなければならないと考えていることや、心理カウンセラーへの期待が伝えられました。
テーマ ~カウンセリングでこころにチカラを~
釜石市副市長 若崎正光氏、釜石市保健福祉部付地域医療担当部長 高橋昌克氏、ベガルタ仙台アンバサダー サッカー解説者 平瀬智行氏にご登壇いただきました。
若崎副市長、高橋氏からは釜石市での心のケアの取り組み、全心連の活動実績について、ご自分の体験をまじえながらお話しくださいました。平瀬氏や別府氏からも、被災後の取り組みのご紹介がありました。平瀬氏からは、釜石でできることがあれば、今後も積極的に活動されたいという話をいただきました。シンポジウムの最後には経済産業大臣からのメッセージが代読されました。経済産業省としても、まず取り組むべき課題は、被災地の1日も早い復興であり、景気回復の兆しを、復興の加速へつなげていかなければならないと考えていることや、心理カウンセラーへの期待が伝えられました。
東北、被災地で初めての試みであった今回のシンポジウム。
被災地の多くの皆様方がご参加下さいました。
全国心理業連合会としても、被災地の復興に少しでもお役に立てるよう、継続的な取り組みを続けて参ります。
ご後援ありがとうございました。
2013年10月31日(木)讀賣新聞朝刊(東日本版、岩手版)
2013年10月31日(木)岩手日報