4月19日 被災地に入るために大切なこと of TeamJapan300

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被災地のみなさんが元気な生活を取り戻すために
チームジャパン300は、継続的な生活支援を通して
メンタルケアをサポートしていきます。

被災地に入るために大切なこと

ボランティア希望者への講習会を実施

4月19日に、ボランティア希望者の方々への講習会を東京で実施しました。平日のお昼にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。
みなさんの熱い気持ちに私たちもまた刺激されて、今週も現地支援に行ってきます。今週は宮城を中心に石巻、宮城野区などを回ります。
被災地では、今、本当に役立つボランティアが求められています。 ひやかし半分や、自分を押しつけるだけのボランティアは迷惑なだけです。 そこで今日は、現地のボランティアに入るポイントをお伝えします。

1.基本自己責任で
被災地は整備された場所ではありません。治安や安全、すべて自分が責任を持ち、行動する自覚を持つこと。
パンクひとつしても、復興したばかりの道に渋滞を招いたりして迷惑をかけます。くれぐれも自覚を持ち、行動しましょう。

2.自分がやりたいことではなく、相手が望むことをするのがボランティア。
「子どものケアをしたい」「~をしたい」など自分の理想を押しつけるのは、時には迷惑です。 やりたいことと現地の必要なことは、時には隔たりがあります。 自分のやりたいこととずれていても、必要とされることはやれるだけやる、というスタンスが大切です。
現地の職員、スタッフのみなさんはとても忙しいので、その方々に楽になっていただくボランティアでなくてはいけません。手間をふやすボランティアは厳禁です。

3.長期的であること
「今だけボランティア」は現地にとって負担なだけです。長期的にかかわる人だけが、本当のかかわりができていきます。一緒に頑張れます。現地の方々が本当に、笑顔を取り戻すために私たちは長期的にかかわっていきます。阪神大震災では、二年半に渡り活動をしてきました。

広範囲に広がる今回の災害では、もっと長く私たちはかかわり続けるつもりです。
「チームジャパン300」では、随時ボランティア希望者への「活動報告会・勉強会」や「講習会」を実施しています。被災地支援の意欲がある方は、ぜひお越しください。 あなたが心で感じる大切な「現地に入るためのルール」が見つかるかもしれません。