4月27日 泥かきボランティア of TeamJapan300

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被災地のみなさんが元気な生活を取り戻すために
チームジャパン300は、継続的な生活支援を通して
メンタルケアをサポートしていきます。

被災地を何よりも感じることができる「どろかき」ボランティア!

4月26日〜27日 東松島にて

被災地は今、がれきの山。津波が襲った町は水、どろ、油、がれきが入り混じり、温度が上がるとともに、においが立ちこめはじめています。
あの莫大ながれきの山を、政府はどうするつもりなのか?
と先日から疑問がこみあげてきています。道路や公園はもちろん、個人宅のどろのかきだしも、残されたおばあちゃんだけではできない。 家が片付かないとと、住めないだけではなく、気持ちの整理もできないと思うのです。
今回は2チームで、前回も支援に訪問した東松島市の避難所に泥かきに向かいました。

0426-2.jpg長靴には、必ずステンレスの中敷きを敷く。
信じられないくらい汚れるので、オーバーオールを(写真は使い捨てのもの)。
軍手なんかじゃぜんぜんだめで、ぶあついゴムの手袋または、分厚い革の手袋。
粉塵マスクに、髪にはタオル巻き。こんなに完璧なガテンファッションは、生まれて初めてでしたが・・・。
大げさでもなんでもなく、これでも少ないかも??のフル装備が必要。
そして、人様のお家を片づけていく。不思議な作業はまさに、私たちにとっても、家族や人生を考えさせてくれる時間になりました。

お家の中には、丁寧に片づけられた食器たち。どろにまみれて、壊れたり使えない子ども用の茶碗。どこかのおみやげ。証書やノート。
歌がお好きな家族がおられたのでしょうかソング本やカラオケのディスク。
そこには出会ったことのない方々の大切にされてきた「人生」がありました。
畳ははがれ、泥水を吸い込み、つみあがった泥が床一面に広がり、壁も何かが突き刺さり大きな穴があいている。
自分がここに住んでいたら、どんな思いで自分の家を片づけるかと思いました。

同席していただいたのは、お家の持ち主の息子さん。
「捨ててください」と淡々と語られる言葉にこちらの胸が痛みます。 どんな強い悲しみが支配しているかと思いましたが、その方が私たちに語られた言葉は「ありがとうございます」という感謝の言葉だけでした。

確かに一人では到底できないし、誰か知らない人でも助けてくれるという気持ちはしばし、この方の痛みをわずかでも和らげるひとときになったでしょうか。
リスニングボランティアのまず最初からは、被災地をきちんと感じる意味でも、個人宅、どろかきボランティアから始めてみる、のはいかがでしょうか。

現地に入るボランティアにとって一番大切なこと。
それは「寄り添う」こと。
このボランティアはきっと「寄り添う」こととはどういうことかを私たちに教えてくれると思います。
お家のものを整理させていただくと、津波のすさまじさが、「そこに生きていた人たち」にどれほどのことをしたか、怖いくらいに実感できます。 そしてここで生活していた方々がいかに家庭を大事にしていたかも伝わります。 悲劇は消せなくとも、せめて復興には寄り添いたい、そんな気持ちで片付けをさせていただきます。